アトリエ リノ・リノ ~アートできらっと~

                世田谷を中心に臨床美術(アートセラピー)をしています。「リノ」とはハワイ語で光や輝きを意味する言葉です。 アートを通じて、一人ひとり輝きますように。

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2010-12-12-Sun-02-02

NGワード--かわいい花の名は

まだ臨床美術士として駆け出しの頃のこと。

導入担当を任された認知症クラスのセッションの時

朝、家を出る前にちょうどきれいに咲いていた庭の花に目が止まりました。

なんともかわいいらしいその姿形に
参加者の方々の気持ちもふっと和むにちがいないし
話題のひとつにもなるだろうと
その花を切って持っていきました。


そして、セッションが始まり

導入の私…うまく盛り上げられるかドキドキ…

さっそく例の花を取り出すと
思ったとおり皆さんの表情がなごみました。

ほっ。。。

持ってきてよかった~という安堵で気が緩んだ私。


「えー、この花は・・・」と
花の名を紹介しようと口を開いたとたん

あれ?この名前は・・・
もしかして、言ったらまずい言葉では・・・・!

とここで初めて事態のマズさに気付く。もっと早く気付け、自分!


で、でも!ここまできて名前言わないのも変だし~!
すでに口はモゴモゴ。顔は血が上り真っ赤。

「…こ、これはボ、ボケ(木瓜)の花です・・・」


あぁぁ~、花の選択間違えたよぉぉ(泣)

と心の中で泣きましたね~。


その頃はまだ認知症という言葉がまだなくて
普通に呆けと言っていた時代。
花の名前とはいえ、ご病気のご本人前に言ってはいけない言葉でした。

後で、先輩にはしっかり厳重注意をいただきました。
細かい言葉まで気を巡らせ、
参加者の皆さんが不愉快な思いをしないよう
細心の注意が必要です。

今でもいい教訓です。
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